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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『スキヤキ』

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桂三枝創作落語『スキヤキ』のあらすじ

新しく赴任してきた人のために、上司の家で歓迎のすき焼きパーティーをする。上司が自ら作ろうとすると、部下が脂の量に文句をつけてきた。聞いてみると、自分は大学のときに料理を研究して、究極のすき焼きを見つけたというので、それを作ってもらう。

食べている間もすき焼きの思い出話になり、新しく赴任してきた人は兄弟が多くて、子供の頃はとても肉を口に入れることができなかったとのこと。四年に一度のスキヤキのときには、兄弟が本気で肉を争っていた。実はつい先日も親が亡くなって、スキヤキを食べながら遺産分けの話をしたら、自分は思い出の土地家屋を売りたくないのに、他の兄弟が売ると言って、大喧嘩になったという。

そこに自宅から電話がかかってきて、その兄弟が今から家にくるとのこと。上司が、すき焼きで仲直りをしろと気を利かせて、余っている肉をおみやげにして持たせる。男が家に帰ると、妻がお義兄さんが来ると言うので、急いで肉屋に行って、すき焼き用の肉を分けてもらったという。そこに兄がやってきて、遺産分けのことでもめて済まなかったと謝る。お前の言うとおり、思い出の土地家屋は売らないことにした。これからも兄弟仲良くやっていこうと、兄が差し出したお土産がスキヤキの肉だったというサゲ。

桂三枝創作落語『スキヤキ』の感想

私はCDで聴いたのですが、何とこの落語、本当に高座でスキヤキを作って食べているようです。椎茸を落として客席が笑ったりしているんですよね。CDで聴いていると、何で笑っているのかわからないことが多いので、ぜひこの目で見てみたいところですが、こんな落語は会場も選ぶだろうし、そう簡単には高座にかからないのかな。

スキヤキはご馳走であるとともに、皆で一人のものをつつくから、この落語の通り確かに「戦い」が起きる場でもありますよね。友人・知人とならともかく、子供の兄弟間での争いは、そりゃもう大変(笑)。それを見込んで、ウチは親も最初から全部を鍋に入れずに、調整したりしてました。

それにしても、この高座を見ているお客さんはちょっとたまらないですよね。落語をやりながらだから、火加減とか失敗してそう上手くはできていないかもしれないけど、スキヤキの匂いが会場に漂ってきたら絶対食べたくなるでしょう。少しでいいから、落語の後に会場の客のも配ってくれたら嬉しいですね(笑)。

桂三枝創作落語『スキヤキ』が聴けるCD

桂三枝大全集~創作落語125撰~第12集「僕たちヒローキッズ」「スキヤキ」
桂三枝大全集 創作落語125撰 第12集
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