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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『神様の御臨終』

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桂三枝創作落語『神様の御臨終』のあらすじ

ある日、男のもとに電話がかかってくる。変な外人からの電話なのだが、聞いてみると自分はキリストで、人間代表に選ばれた男に、20世紀の神様の臨終に立ち会って欲しいという。最初は変な宗教だろうと思いながら聞いていた男は、抽選に当たったのならまあ行ってみようと、待ち合わせ場所のうどん屋に向かう。

キリストと会ってしばらく歩いているうちに男はいつのまにか病院の中を歩いている自分に気づく。ここに20世紀の神様が入院しているとのこと。病院内を歩いていると、風邪の神様、七福神、貧乏神など、いろんな神様とすれ違う。病室に着くと、20世紀の神様が人類代表の男に20世紀に起きた問題についてあれこれ説教しようとするが、男は当たるパチンコを教えろと言ったり、人類代表として嘆かわしいことばかり言っている。お願いだから人類代表を変えてくれと頼む神様だが、その最中に20世紀終わりの瞬間が来て、神様は臨終を迎える。微笑んでいるキリストを見て、目の前で20世紀の神様の臨終を見てさすがに悲しんでいた男が、何でそんな顔をしているのかと聞くと、21世紀の神様が生まれましたと言われ、耳を澄ますと赤ちゃんの泣き声が聴こえる。

桂三枝創作落語『神様の御臨終』の感想

前半のキリストと男のやりとりは言葉遊びですね。キリスト教の言葉に掛けた駄洒落が飛び交います。後半の病院内は、いろいろな神様と出会うところなどが一番の笑いどころですが、風邪の神様は今の若い人にわかるのかな。最近、改源のCMって、少なくとも東京地方では見ないですが。あと、「大黒様があわおこしをくれた」というのも、大阪名物のあみだ池大黒あわおこしから来ているそうですが、東京の私にはわかりませんでした。CDに収録されているものにも、「この部分は大阪以外ではすべることがある」なんて言っています。

この落語は、一般の人が公募してきた落語を三枝さんが発展させたもののようですね。最後がきれいというか、落とし話になっていないような気もしますが、たまにはこういう変な設定の落語もいいのかも。

桂三枝創作落語『神様の御臨終』が聴けるCD

桂三枝大全集~創作落語125撰~第10集「人情ラーメンー夢屋」「神様の御臨終」
桂三枝大全集 創作落語125撰 第10集
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