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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『怪談-北病棟31号室』

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桂三枝創作落語『怪談-北病棟31号室』のあらすじ

心臓が少し悪い原さん、今日から検査入院をしている。いつもより晩御飯の時間も早く、暇をもてあまして家族と電話で話そうとロビーに来たところ、糖尿病で長期入院している南部という男に声を掛けられる。何でも、ずっと人の入らなかった「あの部屋」に入った患者だということで声を掛けたとのこと。人が入らなかったことに何か理由があるのかと聞くと口を濁すので、気になるから話をしてくれと原は南部を自分の部屋に誘う。

自分はこの病院のことなら何でも知っているというその男の言うには、この部屋には昔とても綺麗で皆の憧れだった女性が入っていた。旦那も女性にぞっこんで毎日お見舞いに来て、女性の大好きなアイスクリームを看護婦達にも振舞っていたが、病気の悪化で女性の顔のあちこちがむくんでくると、次第に病院から足が遠のいて、ついには新しい女性ができたという噂も入ってくる。看護婦達も不憫に思って、女性の好きなアイスクリームを買ってきたりするが、女性は毎晩泣き暮らし、ある日ついに部屋の窓から飛び降りて自殺。それ以来、その女性の幽霊が出るとのこと。

その話を聞いた原が病院を変えるというと、南部はアイスクリームをなるべくたくさんお供えすれば幽霊は出ないという。急いでアイスクリームを妻に買ってきてもらって夜を迎えた原さん、寒気がしてふと目覚めると幽霊が目の前に。急いで南部さんを自分の部屋に連れてくると、お供えする場所が間違っていたので幽霊が出てしまったがもう大丈夫だという。

一方、南部さんの部屋では、幽霊姿の患者をはじめとした仲間が集まって、アイスクリームを山分けしているところ。皆が自分の役割は大変だったと話していると、幽霊姿の女性がやってくる。よく見ると看護婦長で、院長もこの悪巧みを知ってすごく怒っているという。院長もその場に来て、「ナメたことをしてくれるな」と注意すると、「いや、まだ(アイスクリームは)舐めていないんです」というサゲ。

桂三枝創作落語『怪談-北病棟31号室』の感想

CDの解説によると、この落語は、創作落語の会で「全員同じタイトルで落語を作ってみる」というアイデアのときに「アイスクリーム」というお題で作ったものなのだそうです。そういうのって面白そうですね。他の人がどんな落語を作ったのか聞いてみたいです。他の落語家のCDに収録されていたりしないかな。

もしご存知の方がいらっしゃったら、g_Site_StrMailにご連絡いただけると嬉しいです!

桂三枝創作落語『怪談-北病棟31号室』が聴けるCD

桂三枝大全集~創作落語125撰~第4集「怪談ー北病棟31号室」「憧れのカントリーライフ」
桂三枝大全集 創作落語125撰 第4集
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