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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『ご対面は涙、涙のポタージュスープ』

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桂三枝創作落語『ご対面は涙、涙のポタージュスープ』のあらすじ

芸能人がしばらく会っていない人をテレビ局に探してもらって対面するという番組のプロデューサーが制作局長に呼ばれ、視聴率が低いのでプロデューサーを変更すると言われる。新しいプロデューサーは、埼玉県の奥地に怪獣が出たとか、横浜のラーメン屋に宇宙人が来たといったうさんくさい番組を作るようなプロデューサーということで嫌がるが、それで高い視聴率を取っているから従うしかない。

さて、新しいプロデューサーに次の回の企画、人気芸能人が昔遊んでもらった近所のお兄さんに会うという企画を説明したところ、それでは面白くないとボツにされる。視聴率を取るためには、芸能人の秘密、それが特に不幸であればあるほどいい。例えば、小さい頃に父親が母子を捨てて他の女性と逃げ、母子は苦労に苦労を重ねてやっと子供が歌手としてデビューとしたストーリーを流して、父と子の対面の後、デビュー曲を歌うようなものがいい。それに会う新人歌手を探してこいとディレクターに命じる。

ちょうどいい新人歌手が見つかったが、父母が別れた後、母が始めた居酒屋が大成功して支店も数店、父もトラックを何百台も抱える運送会社とタクシー会社も経営しているという。もう時間がないので、その人達で苦労話を作り上げればいいと脚本を作り出す。

さて、生番組の当日、対面した後のストーリーに本人達がとまどいながらもどうにか調子を合わせる。久々の対面で涙を流しながら抱き合うよう促す司会者に、本人達が「実は明日も別の番組で会うんですよ」というサゲ。

桂三枝創作落語『ご対面は涙、涙のポタージュスープ』の感想

この落語、低視聴率時代にどういう企画だったかというのに、実際の芸能人を使っているんですよね。CDに収録されているものでは、深田恭子が昔いなくなってしまったオウムに会う回が低視聴率ということになっていたり、香取慎吾に秘密や不幸がないかというシーンがあったりするのですが、作りものの落語の世界とはいえ、こういうことを言って大丈夫なのかと聴いているこちらが心配になります(笑)。

それにしても、テレビ番組を作るというのは大変ですね。番組を面白くするために、多少大げさにしたり事実をちょっと歪めたりするのは、ないとは言えないでしょう。見るほうはそのつもりで見たほうがいいのかもしれません(笑)。

桂三枝創作落語『ご対面は涙、涙のポタージュスープ』が聴けるCD

桂三枝大全集~創作落語125撰~第14集「あぶない理髪師」「ご対面は涙、涙のポタージュスープ」
桂三枝大全集 創作落語125撰 第14集
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