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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『踊る屋上ビアガーデン』

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桂三枝創作落語『踊る屋上ビアガーデン』のあらすじ

山田という男が同業者と一緒にビアガーデンに来る。一人で違う席に行き、皆の分を注文して「一人でこんなに飲み食いするのか」とウェイターをびっくりさせようと企むが、あっさり注文を取られ、料理は皆の方に持っていかれて、驚かせるはずが驚かされる。

そんなくだらないことをしながらビールを楽しみ、トイレに行った山田は気分が悪そうな男を発見する。お酒が強い彼女と付き合いたいのだが、うちの家族は全員お酒が強いので付き合う相手もお酒が強くないとダメと言われてテストされているところで、無理に飲もうとしてフラフラになっているという。やめろと言ってもどうしても彼女と付き合いたいという男に、山田は代わりに飲んでやろうかと提案する。男の後ろに座って、上手く彼女の目を違うところに向ければ、その隙にあと3杯残っているジョッキを飲んでやると言うのだ。

それで行こうと打ち合わせをし、席に戻った男とそばに座った山田。景色の話をして彼女の目をそらし、まず1杯クリア。次にまた景色の話をしたら不審がられ、そのうちに山田は一緒に飲みに来た同業者に連れ戻されてしまい、結局男は自分で飲もうとしても飲めずに倒れてしまい、彼女は怒って帰ってしまう。その後、山田が戻ってきて、君が気に入ったから、お酒が強くなるよう教育してやろうと言う。男は感謝しながらも、どうしてそこまで親切にしてくれるのかと聞くと、山田が「実は君の彼女は私の娘なんだ」というサゲ。

桂三枝創作落語『踊る屋上ビアガーデン』の感想

桂三枝大全集 創作落語125撰 第16集」に収録されているものは、落語に入る前のマクラがすっごく長いです。三枝さんがビアガーデンでバイトしていた頃の話から始まって、ハワイアンが流れる昔のビアガーデンの話、そしてビアガーデンからラブホテルに向かう男女の話へと、それが落語本編であるかのように延々とやっています。マクラの時間が何と21分間(笑)。カップルがラブホテルに行くところは、身振り手振りが多いところのようで、「これがCDになって成り立つのかどうか心配だ」とご自分で言っています。

また、「桂三枝大全集 創作落語125撰 第16集」についている解説によると、三枝さんがビアガーデンでバイトしているときに当時付き合っていた彼女がお客として来て、飲みすぎて急性アルコール中毒になってしまったとのこと。それを材料にこの落語ができたのだそうです。落語家と付き合うと、創作落語の題材になってしまうかもしれませんね(笑)。

桂三枝創作落語『踊る屋上ビアガーデン』が聴けるCD


桂三枝大全集 創作落語125撰 第16集
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