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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『何考えとんねん』

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桂三枝創作落語『何考えとんねん』のあらすじ

父親は娘のことが心配。家に帰っても娘がいないので、妻に聞いてみると、友達の家に泊まりに行ったと言う。自分に断りもせずに勝手に泊まるとはどういうことだと怒りながら、父親は娘の部屋をチェックする。すると、ニヤけた男の写真が出てきたり、いやらしい雑誌を見つけたりして大騒ぎ。が、妻が見てみると、男の写真はジャニーズアイドルの写真を持っているだけだし、いやらしい雑誌は父親が買ってきたものを、がたつく机の下に挟むのにちょうどいいということで使っているだけ。

それでも納得がいかない父親は、娘が泊まりに行く友達の家の電話番号が本当の番号かどうか電話してみるという。男が電話に出たと大騒ぎするが、出たのは友達の父親。娘に代わってもらっても話すことがないので、父親は言葉につまってしまう。

それから娘は父親を避けるようになってしまい、父親はどうしたらいいかわからない。会社の上司が同じ年頃の息子を持っているので相談してみると、子供の考えていることがわかるよう少しずつ話し合い、ときには厳しく、ときには優しく、子供の目線に立って考えるのがいいと言われる。

さて、この相談された上司、部下にはわかったようなことを言ったものの、実は自分の子供の考えていることがわからない。髪は染めるは、ピアスはつけるは、ほとんど話もしない息子に対してどうすればいいのかわからないののだ。

家に帰ると、息子の部屋に友達が集まって麻雀をしているという。受験生のくせに何をしているんだと怒るが、本人がお腹が空いたと言いながら部屋を出てくると、ハンバーガーを買ってあげてしまう。

一方、部屋に帰った息子は、友達にいい父親を持ったと羨ましがられる。いや、以前は毎日帰宅が遅く、休みの日も外出しては、女性から電話がかかってきたりして、夫婦喧嘩も耐えなかったという。それが、今はすぐに帰ってくるようになったそのわけは。。。

桂三枝創作落語『何考えとんねん』の感想

落語で聴いていると笑えますが、実際に親に自分の部屋を見られたら、確かに怒りますよね。こういう落語は、子供の部屋をチェックしたりしたことのない人なら単純に笑えますが、実際にしたことがある人だと苦笑いしてしまうかも。この落語の前半部分を考えると、親子で聴いたら微妙な雰囲気になるかもしれませんね(笑)。

一方、後半の親子は、こんなケースももしかしたらあるかもしれないなあと笑えます。上のあらすじではサゲを明かさないようにしたので、ぜひ実際に聞いて欲しいところ。子供がうんざりしている様子が、いいですよ(笑)。

桂三枝大全集 創作落語125撰 第25集」の解説では、三枝さんの実際の娘さんと三枝さんの関係もこの落語の前半のように、一方的に心配している様子が書かれています。もちろん、落語のように部屋を勝手にみたりはしてないと思いますが。

三枝さんって息子さんと娘さんがいるはずなのですが、子供を心配するというネタの枕にはよく娘さんが登場しますね。こうしたときのは息子さんの話はあまり出てこないです。やっぱり父親は娘さんの方が気になるものなんでしょうね。

桂三枝創作落語『何考えとんねん』が聴けるCD


桂三枝大全集 創作落語125撰 第25集
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