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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『父よあなたは辛かった』

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桂三枝創作落語『父よあなたは辛かった』のあらすじ

親子4人でデパートのぬいぐるみショーに来た一家だが、バーゲンをしているのをお母さんが見つけ、ちょっと見たいという。待ち合わせ時間を決めて、息子2人の面倒はお父さんが見ることに。

長男は「たまには男同士でデパートを見て回ろう」などと生意気なことを言うが、お父さんは最初に「これが欲しい、あれが欲しいとは言わないこと」と釘を刺す。息子が言わないと約束するというのでデパートを回り始めるが、「ウチにはこんな高いものはない」などとうるさいし、長男にかまっているうちに次男が消えたり、お父さんは落ち着かない。

おもちゃ売場が近づくとお父さんは仮病を使って逃げようとするが、面白いゲームがあると息子に言われ、お父さんもやり始めて夢中になってしまう。そこですかさず息子が、「面白かったやろ、これ買って」と言うが、そこはお父さん、さっさと次の場所へ移動する。

それからも、下着売場ではお母さんを探している振りをして商品をみたり、フランス製のタオルで手の汚れを拭いたり、動き回る息子にお父さんはぐったり。その隙にまた次男が迷子になって、探しているうちにお母さんとの待ち合わせ時間が来てしまう。長男と会った母親が、「次男はどうしたのか」と聞くと、「次男はお母さんの後ろにいるけど、お父さんが迷子になった」というサゲ。

桂三枝創作落語『父よあなたは辛かった』の感想

お父さんに限らず、ふだん子守をしてない人がたまに子守をすることになると大変ですよね。ただでさえ大変なのに、落語では子供がいい意味で生意気なことを言ったりしたりので、そこが笑いどころになります。純粋さと生意気さが共存しているのが子供なんですね。

桂三枝大全集 創作落語125撰 第35集」の解説には、三枝さん自身の子守体験が書かれています。この大全集のシリーズでは、お子さんの話の中でも娘さんの話が多いのですが、これは珍しく息子さんについての話です。

あらためて考えてみると、創作落語の親子ものの落語って、子供が小さい落語の場合は男の子、子供が年頃の落語の場合は女の子という設定になっていることが多いんですよね。その方が、落語にしやすいのかな。

桂三枝創作落語『父よあなたは辛かった』が聴けるCD

桂三枝大全集~創作落語125撰~第35集
桂三枝大全集 創作落語125撰 第35集
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