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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『主夫の友』

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桂三枝創作落語『主夫の友』のあらすじ

リストラされた男が後輩相手にヤケ酒を飲んでいる。後輩が、奥さんは何と言っていたのかと男に聞くと、喜んでいたという。奥さんは看護婦の仕事が好きで、この際専業主夫になって欲しいと言われたのこと。一人暮らしもしたことがなく家事ができないという男に、後輩がインターネットで情報を集めると約束する。飲み代をおごってくれた男に、後輩は「いい主夫になってください」と励ます。

その後、男は村田という男のもとを訪れる。村田がホームページを作って、「主夫の会」を運営しているのを知り、自分も参加したいとやってきたのだ。買物の際も白い目で見られると嘆く男に、村田は主夫の「さしすせそ」を教える。「さ」は「裁縫」、「し」は「しつけ」、「す」は「炊事」と、それぞれ愛情をこめないと浮気される羽目にも、、、と脅す村田。そのうち、「主夫の会」の集まりの時間が近づき、男は村田と一緒に会に参加する。

主夫の会に参加して、先輩の話をいろいろ聞く男。専業主夫となって10年も経つと、妻が「メシ」「風呂」「寝る」しか言わないという家庭もあれば、妻が浮気しているらしいという主夫もいる。また、姑との折り合いが悪くて離婚したり、テコンドーをやっている奥さんの暴力で離婚した例もあると聞いて、男は不安になる。

それからしばらくして、男は後輩を久しぶりに呼びつける。男は赤ちゃんを連れて、すっかり主婦業が板についている様子。早く来た男は先にたくさん食べており、主夫の仕事は結構体力仕事だと後輩に言う。男がその後の会社の様子を聞くと、男が辞めてからすっかり景気がよくなったとのこと。中途採用を始めたから、また会社に戻ってきてはどうかと後輩が言うが、男は今は主夫業が楽しくて、公園デビューが楽しみだと言って断る。

すると赤ちゃんが泣き始める。どうしたのかと見ると、おむつを替えねばならず、男は後輩がカレーを食べている前でおむつを替えようとする。が、替えのおむつを忘れてきたことに気がつき、慌てて帰ってしまう。たっぷり食べて料金を払わずに帰ってしまった男を見て、残された後輩が「先輩も主夫の技が身についた」と嘆くというサゲ。

桂三枝創作落語『主夫の友』の感想

主夫になった男性、私の友達にもいます。これからはもっと増えるのかもしれませんね。ただ家事をするというだけでなく、外で働く奥さんの心をつなぎとめるために、主夫がきれいでいようと心掛けたり、手料理でもてなしたりするのは、落語だけでなく実際にもあるのでしょうか。

桂三枝大全集 創作落語125撰 第38集」にある三枝さんの文章によると、三枝さんは家では全く何もしないのだそうです。でも、そういう人こそ主夫になったら、笑えるネタがたくさん生まれそうですよね(笑)。ぜひ三枝さんにも家事をしてもらって、失敗談を落語にして欲しいです。

桂三枝創作落語『主夫の友』が聴けるCD

桂三枝大全集~創作落語125撰~第38集
桂三枝大全集 創作落語125撰 第38集
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