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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『私がパパよ』

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桂三枝創作落語『私がパパよ』のあらすじ

分娩室の外で若い男と中年の男が出会う。茶髪にソフトモヒカンの若い男に、中年の男が「あなたも自分の子供が生まれるのを待っているのか」と聞くと、男は既にこれが三人目の子供だという。自分の親が子供の面倒を見てくれてどうにかやっているが、今の二人の子供はどちらも息子で、嫁がどうしても娘が欲しいと言っている。一応、エコー検査では女の子と診断されているが、どうだろうと思っているとのこと。

ところであなたは孫の出産を待っているのかと聞く若い男に、中年の男は自分の子供を待っているのだという。結婚してからずっと子供ができずに、そろそろ倦怠期かと思った頃に突然できたのだ。若い男の長男が成人式になったとき37歳だというのに対し、自分の子供が成人式になったら70歳だと知った中年の男は愕然とする。

そこに看護婦が来て、若い男の子供が産まれたという。また男かと叫びながら、男は分娩室の中に入る。その間、中年の男は落ち着かなく、新聞でも読んで気をそらそうとするが、「誕生」「出産」の文字にやたらと反応して、大騒ぎしてしまう。

そこに若い男が戻ってくるが、三人目だから落ち着いたもの。産まれるまで一緒にいていてやるからと言われて、中年の男は喜び、心構えを聞く。若い男は、突然熱を出したりしても慌てるなとか、家事を手伝ってやれとか、参考になる話をいろいろしてくれる。中年の男は「先輩、ありがとう」と感謝する。

そんな話をしているうちに、中年の男に娘が産まれたという報告が入る。子どもを抱かせてもらって、男は感動して涙を流す。「口元がパパに似ている」と喜ぶ男に、看護婦が「すみません。おたくのお子さん、こちらでした」というサゲ。

桂三枝創作落語『私がパパよ』の感想

今は若いお母さんもいれば、高齢出産の方も多いから、実際にこの創作落語のような状況もありますよね。同い年の子供のお母さんの年の差というのはよく聞きますが、当然お父さんの方も若い人から高齢の人までいるわけで、学校行事で同じように参加するのは、高齢の方には厳しいものがあるかもしれませんね。

桂三枝大全集 創作落語125撰 第55集」には、これまた創作落語にできそうな実際の話が紹介されています。面白くても、実際の話は創作落語にはしにくいのかな。読んでみたい方は、CDの解説文をどうぞ。

桂三枝創作落語『私がパパよ』が聴けるCD

桂三枝大全集 創作落語125撰 第55集
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