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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『美しくなりたい』

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桂三枝創作落語『美しくなりたい』のあらすじ

一人娘のいる母親が友達に相談をする。中学生の娘が、母親は二重まぶたなのになぜ私が一重なのか、顔が似ていないと聞いてくるという。この母親は結婚前に整形をしたのだが、夫にも娘にも今でもそのことを内緒にしているのだ。相談した友達も整形したのだが、既に家族には伝えており、子どもも夫に似て整っているとのこと。

相談された友達は、娘も整形すればいいなどいい加減なことを言ったりしていたが、娘はテレビで整形した人が出てきても「親からもらった身体をいじるなんて信じられない」というような考え方。だが、思い切って整形したことを言うしかないと友達は母親にアドバイスする。

意を決した母親は、まず夫に告白する。小学生の頃の写真を持ってきてみせると、どれが自分かすぐにわかったので、「よくわかったわね」というと「雰囲気でわかる。仮装行列の場面のようだが、よくこんな不細工に仮装したな」というので、実はメイクしていない写真で、整形したのだと告げる。

夫は散々びっくりしたあげく、びっくりしたのは嘘で、実は知っていたという。結婚前から、こちらの実家では整形しているだろうと言っていたのだが、それでもいいと結婚して、告白してくれるのを待っていたのだ。安心した母親が、娘にどういえばいいかと夫に相談すると、夫は素直に言って、娘にも整形したかったら整形していいと言えばいいとアドバイスする。

決心した母親は、子どもの頃の写真を持って娘のところに行く。これが母親の小さい頃かとびっくりする娘に、整形したことを告白すると、娘は大喜びする。なぜ喜ぶのか聞いてみると、「これで本当にお母さんの子どもだということが確認できた」というサゲ。

桂三枝創作落語『美しくなりたい』の感想

この創作落語を聴くまで私は知らなかったのですが、池乃めだかさんって整形したんですね。「桂三枝大全集 創作落語125撰 第58集」の解説には、「同い年のコメディアンのIさん」と書いていますが、収録されているマクラではっきり「池乃めだか」と言っています(笑)。

この創作落語は、整形している母親が必死に隠しているのに対して、周囲の皆がわりと抵抗なく整形を受け入れているギャップが面白いです。実際のところはどうなんでしょう。私の周りには整形した人はいないのですが、実は私が知らないだけ?

桂三枝創作落語『美しくなりたい』が聴けるCD

桂三枝大全集 創作落語125撰 第58集
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