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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『喜寿ラッパー』

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桂三枝創作落語『喜寿ラッパー』のあらすじ

政府が、若者に将来の夢を抱かせ、老人を大切にするために、歳を取ることは楽しいということを伝える企画を募集すると、ある広告代理店が、老人の生活がいかに楽しいかという内容をラップにして、人気ラッパーに歌ってもらうという企画を提案する。

その企画が通ってプロジェクトが始まるが、部下の一人が「人気ラッパーに歌わせても老人の気持ちは本当にはわからない。こういうものは老人本人が歌うのがいい」と言い出して、賞金300万円で一般からラップの歌える老人を募集することにする。

オーディション会場には、浪曲や都都逸を歌いだす老人や、ラップとラッパを勘違いしている老人ばかりが集まっているが、一人アメリカのラッパーにも詳しい老人がおり、その人を採用する。あと数日で舞台でないといけないという状況で、頑張ってくれとできあがった詞を渡すと、その老人はお経みたいに唱えだす。実はその老人は、ラップのことなど全くわからない貧乏寺のお坊さんで、賞金300万円につられて付け焼刃で身に着けた知識でオーディションに合格したのだ。今更他の人に変えている時間はないので、何とかやってくれとラップをマスターしてもらう。

本番当日となり、何とかラップを歌い上げたおじいさん。老人の楽しさを歌い上げた後、体力を消耗して、「若いときに帰りたい」というサゲ。

桂三枝創作落語『喜寿ラッパー』の感想

この創作落語では、最後で本当に三枝さんがラップを歌い上げるんです。「桂三枝大全集 創作落語125撰 第57集」にはそのラップの歌詞も書いてありましたが、実際に歌っていたものと全く同じではないみたい。結構ちゃんとラップっぽくなっていて、三枝さんの頑張りが伝わります(笑)。

歌詞もちゃんと韻を踏んでいて本格的。というのも、このラップは三枝さんが知り合いの息子さんのつてをたどって、大阪で有名なラッパーのテリーさんという人に協力してもらって作ったのだそうです。ラップを歌う指導もやってもらったそうですよ。ぜひ、CDで三枝さんのラップを聴いてみてください。

桂三枝創作落語『喜寿ラッパー』が聴けるCD

桂三枝大全集 創作落語125撰 第57集
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