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桂三枝の創作落語あらすじメモ

桂三枝の高座を実際に聞いて、面白いと思い、創作落語のCDを聴くようになりました。どの演目がどんな内容だったかという自分用のあらすじメモを兼ねて、桂三枝の創作落語を紹介していこうと思います。

CurrentIcon 『別れても・・・』

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桂三枝創作落語『別れても・・・』のあらすじ

一人の男が母親から叔父のところへ行けと言われてやってくる。母親は最近息子が元気がないのを心配していて、女性から電話がかかってきても出ようとしないから、たぶん女性に振られたのだろうと思い、叔父に聞いてみてくれと頼んだのだ。

叔父が甥に話を聞くと、好きな女の子に自分から別れを告げたのだが忘れられない。でも、今は電話番号を変えたようで連絡をつけられない。しかも別れた理由というのが、女性だと思っていたのに男性だったのだ。レンタルビデオ店で見かけて、声を掛けたその日にプロポーズしたが、ちょっと待ってくれと言われた。それから1週間後に、実は男だと言って男性名のレンタルビデオの会員証を見せられた。仕事も女装でカナという名前で水商売をしている。それでも結婚してくれますかと言われて、慌てて逃げてきた。今は男だと知った上でも忘れられないので、覚悟はできていると言っている。

叔父はとりあえず相手と話をしようと、カナのお店に行ってみる。お店を覗くと、化粧をしているごっつい男性がいる。恐る恐るカナはいるかと聞いてみると、その男がカナは自分だと言うので、叔父は甥の趣味を疑う。

後日甥のところに叔父が来た。甥にお前が好きになったのは女性だと説明する。カナというのは、甥が好きになった女性の兄で、甥の相手はれっきとした女性だったのだ。小さい頃両親を交通事故でなくした二人は、お金のために兄がオカマバーで働いてそのままオカマになったという。女性は、初めて会った人に結婚を申し込まれ兄に相談し、兄は騙されているに決まっているから追い返せと自分の会員証を貸したのだ。女性の新しい電話番号を渡す叔父に、甥がありがとうとお礼を言うと、「いや、お礼をいうのはこちらの方だ。今、ワシがカナと付き合っているのだ」というサゲ。

桂三枝創作落語『別れても・・・』の感想

手術をしたかどうかにもよるかもしれませんが、最近のニューハーフの方は本当にキレイですよね。今なら街を歩いている女性に声を掛けて、どこからみても女性にしか見えないのに、実は男性だというのがあっても、全然不思議ではないくらいです。

桂三枝大全集 創作落語125撰 第60集」によると、この創作落語にはモデルとなった元ニューハーフの方がいるそうです。といっても、解説文には「悲しみよありがとう」というもう一つのニューハーフ登場創作落語のモデルの話が中心で、この「別れても・・・」のモデルになった人の話は書かれていないんですよね。こちらのモデルがどんな人だったのか、どこかに書いて欲しいですね。

桂三枝創作落語『別れても・・・』が聴けるCD

桂三枝大全集 創作落語125撰 第60集
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